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NEWSとKAT-TUNとハロプロ、ジャニハロDDヲタ、普段は二次元にいる

欅坂46のサイレントマジョリティーがめっちゃ怖い

初めにお断りしておくと、わたしは48・坂道関連グループにまったく詳しくないです。あと該当グループの女の子たちを貶める意図はこの記事にはまったくないです。

 

CMで耳にして気になって誰の曲なんだろうおそらく48だか系列のどこかのグループだろうな…と思っていた曲が、欅坂46のデビュー曲『サイレントマジョリティー』だということを先日知りまして、それからしょっちゅう公式MV動画をエンドレスリピートモードにしてPC作業中に聴いています。

 

www.youtube.com

※4月6日発売なので、動画は4月5日までの限定公開らしい

 

ハロプロ歌唱に慣れた耳には、サビのラストがなんだか惜しい、あともうちょっと、最後の踏み込みが足りない! せっかく100点まで行ける素質があるのに85点で止まってしまってもったいない! ってもどかしい感じがなきにしもあらずなのですが、でもわたしこのメロディー好きです。好きだからリピートしちゃってるんだろうと思います。ブログの下書き中も延々とイヤホンから曲が流れてます。

 

 

ただこの曲、めっっっっっっちゃ怖くない?

 

メロディーだけを流して聴いていた耳が、何度も曲を繰り返すにつれ段々と発音を拾いだし、単なる羅列でしかなかった音の粒を次第に繋げて、意味を持つ言葉として聞き取り始めるようになる……

と、気付いてしまうわけです。歌詞の内容に。

そこでそれまで「聴く」だけだった公式MV動画を、ようやくきちんと「見て」みました。そして見た後にもう一度、今度は歌詞を読みながら曲を聴いてみました。

 

なにこれ怖い。

 

別にMVにホラー要素があるわけでは全然ないんですよ。かわいい女の子たちがかわいい衣装着て並んで踊って歌ってる、普通のアイドルMVです。

歌ってる欅坂の女の子たちはもちろん普通のかわいい女の子たちで別に貞子のように恐ろしげだったりしません。

歌詞だってそれ自体が怖いわけじゃないんです。若者に向けた普通の応援ソングです。

 

普通です。

ひとつひとつの要素は本当に『普通』なんです。

でもそれが全部そろうと、途端にぞっとするものになっちゃうんです。

なんでかっていうと、『欅坂46の女の子たち』にこの歌を歌わせる悪趣味さに思い至ってしまうからだと思います。

 

サイレントマジョリティーの歌詞はこんな感じです。

サイレントマジョリティー - 欅坂46 - 歌詞 : 歌ネット

 

これのなにが怖いの? って疑問にお思いの方も多いでしょう。

怖くないよ。

これをたとえば爽やか系バンドが歌ってたりすれば全然怖くないし、シンガーソングライターが歌っててもやっぱり全然怖くないし、ソロアイドルが歌ってても多分怖くないと思う。

でも秋元康にプロデュースされている欅坂46というアイドルグループの歌だと思うと怖いよ。

 

だってこの歌は「似たような服を着て似たような表情で群れの中を歩くこと」に疑問を呈しているわけじゃないですか。「列を乱すなと言う人の目は死んでいる」わけじゃないですか。

でもそれを歌う欅坂46の女の子たち自身は「集団で同じ衣装を着て似たような表情で(わたし坂道系列には明るくないと言いましたけど、坂道系列の女の子たちはルックスレベルが高いという認識はあって、整った顔ってどうしても似た顔になりがちじゃないですか)揃った振付で踊ってる」んですよ。

でもって「大人たちに支配されるな」って歌う彼女たちアイドルは秋元康という大人や、ファンの大人たち(もちろん若者もいるでしょうけど経済的に支えるのは自分のお金のある大人のほうが多いでしょうし)に支配されてますよね?

それでもって「群れていても始まらない」「その群れが総意だとひとまとめにされる」と、歌詞は群れることに否定的な目線なのに、歌っているのは欅坂46というひとまとめの群れなわけじゃないですか。「ここにいる人の数だけ道はある」、でも今の彼女たちは全員「欅坂46」という道を歩いている状態ですよ。

 

それにこの歌、一人称が「僕」なんですよね。(そもそも秋元康プロデュースの女子アイドルは「僕目線」の歌詞を歌わされることが多いとどこかで目にしたことがありますが)

この歌は「僕」から「君」へ向けてのメッセージソングだけれど、メッセージを発信している側の欅坂46の女の子たちは「僕」の言葉を言わされてるだけで、「僕」ではないんですよ。

 

怖い!!!!

大人に搾取される少女の構図が透けて見えて!!!!

 

なんていうか、欅坂46の女の子たちが大人にいいように食い物にされてないか心配になる。できるなら傷つくことなくアイドルとしての夢を叶えていって欲しい。

 

わたしこれに近い感覚、前にも味わったことあるな、と思って、実はそれって乃木坂46の「制服のマネキン」を聴いたときなんですよ!

制服のマネキン - 乃木坂46 - 歌詞 : 歌ネット

恋愛を禁止されている女の子たちに「恋をするのはいけないことか?」って歌わせたり、制服を着た女の子たちに「制服を着たマネキンだ」って歌わせたり、そうしようって決めた人間はよっぽど性格悪いんだなと思いました。

 

 

だって「なにかを否定する歌を、今まさにそのなにかに属している人間に歌わせてお金を稼ぐ」のってよく考えなくても悪意の塊じゃないです!!??

 

 

なんかだんだん何が言いたいのかわからなくなってきましたが、まとめるとわたしはサイレントマジョリティーを何度も聴くほど気に入っているけど怖いと思っていて、でもそれは欅坂46の子たちにはなんの罪も責任もないことで、原因は秋元康を筆頭とした芸能界の大人たちのうすら寒さによるものであって、おそらくきっとサイレントマジョリティーは何十万枚も売れて大量のお金が動くんだろうけど、それが少しでも多く欅坂46の子たちに還元されればいいと思いました。

終わります。